名前 | 彩永 愛乃Presidential Lady |
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年齢 | 28 |
身長 | 168cm |
3サイズ | 89(E)-57-87 |
12/03(火) | 12/04(水) | 12/05(木) | 12/06(金) | 12/07(土) | 12/08(日) | 12/09(月) |
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18:00〜00:00 |
私のこの胸の虚しさは。
品格と艶を纏い、彼女は私の前に現れた。
彼女とのひとときは彩りに満ちていて。
全てが華やかで、全てが潤いに満ちていて。
世界の景色の色合いが、ワントーン上がったような気がして。
満ち足りた日々であったはずなのに。
細身で華奢な身体が跳ねる。
和の趣を感じさせる、奥ゆかしさ溢るる美麗な顔は
何時ぞやか互いの体温で蕩け、恍惚としていた。
形の良い小ぶりの乳房すら形を歪め、私の胸板に合わせ
鼓動を伝え漏らさんと密な距離を作る。
文武両道と称えられ、全てが輝いた日々だったはずなのに。
触れ合えば溶け合う。溶け合えば交じり合う。
その先の果てへと渇望するたびに、絶対の境界線が私たちを阻む。
肌と肌が邪魔をする。
これ以上は溶け合えぬという事実に、私は咽び泣きそうになる。
どうしてこんなにも、私は苦しいのだろう。
艶やかな唇は、私を撫ぜた。
満ち足りた時であるはずの夜の帳の中で。
幸せは、
泪を舐め取るように彼女は頬に唇を寄せた。
「「離さないでいて」」
しっとりと、彼女の体温が肌から伝わる。
腰に回した手に力を入れると、その艶やかで丸い尻は微かにふるえ、
麗しいその身を私に委ねた。
明けの空に、君は何を想うだろう。
胸の中で眠る恋路は、いつしか安らかな顔をしていた。
世界が一瞬、止まったような錯覚。
深、と静まる朝もやの中、満たされぬはずの心の疼きが止む。
この空虚な世界が、彩で満たされていく。
私はきっと、この朝のために生きていくんだろう。
いつしかまた訪れるかもしれない、この朝焼けの境界線に照らされて。
私はきっと、生きていく。
その蕩け合うような果ての先を、また『私』たちで歩むために。Tweets by Ayanaga_iris
出逢いのひとつひとつを宝物にして、歩んでいきたいと思います。