ほとんどの風俗店では本番行為は違法!

なぜなら「ソープランド」を除くほぼすべての風俗店では、性器を挿入する性行為つまり本番は禁止され、違法行為となっているからです。
本番をしていることが警察に知られてしまうと、お店にガサ入れが入り、経営者が逮捕されたり、風俗嬢もまた違法と見なされてしまう可能性があるのです。
ですから普通の風俗店では、絶対にお客さんに対して本番行為をサービスとして提供してはいけないのです。
風俗嬢として働く上で、まずはその基本的なルールをしっかりと理解しておきましょう。
「基盤」と「円盤」って何?
風俗店での本番行為は、ほとんどの場合、直接「本番」とは言いません。
いわゆる隠語ということで、本番のことを「基盤」や「円盤」とよびます。
どちらも似たような意味を持ちますが、「基盤」というのは本番行為全体を指すか、あるいは追加料金なしで本番行為をすることを意味します。
「円盤」というのは、風俗嬢に直接払って内緒で本番行為をしてもらうことです。
この言葉を知っていないと、お客さんから要求されたときにしっかり断れないこともあります。
知識として覚えておきましょう。
お金で本番を要求するお客も
このように、基本料金内で本番行為をすることはもちろん、一部の風俗店を除いて、本番行為をするためのオプション料金も設定されていないので、通常のサービスには本番行為は含まれていません。
それどころか違法行為ですから、もししてしまえば逮捕されてしまうリスクがあります。
しかし、やりたいお客さんにとっては、そんなことは関係ないと思っていることも多いのです。
罪を風俗嬢になすりつけて、自分の思い通りにしようとする悪質なお客さんもいないわけではありません。
もちろん、お客さんも普通の風俗店で本番ができないことは承知しています。
しかし、中には余分にチップを払うからといって、こっそり本番をさせてくれとお願いしてくる人もいます。
そうなると、お店を通さずにお金も貰えるし「もしかしたらいいかも?」と考えてしまうかも知れません。
本番がバレたらどうなる?
もしそう思っても、お金で本番をしてしまうことは絶対にオススメできません。
またピルなどで避妊をしていなければ、妊娠のリスクがあります。
「外で出だせば大丈夫!」と思うかも知れませんが、外に出しても妊娠する可能性はありますし、第一そのような約束を男は守りません。
さらに本番を許してしまうと、調子に乗ったお客は自慢げに匿名掲示板などに「○○店の○○子は本番させてくれる!」と書き込んでしまいます。
そうなると、本番狙いのお客ばかりが集まるようになってしまいます。
さらに、もしそれが警察に目をつけられた場合、風俗嬢とお店が捜査対象となり、風俗嬢は逮捕され、お店は営業停止に追い込まれる可能性もあります。
自分で勝手に本番行為をした結果、お店が営業停止になれば、お店から損害賠償を請求されることも。
ですから、その点は十分に注意が必要です。
よくある質問
Q:お客様にお金を積まれても本番をすることはできますか?
A:できません。ソープランド以外のほとんどの風俗業では、本番行為は法律で禁止されています。お客様から高額なチップを提示されても応じないようにしましょう。違法行為になるだけでなく、お店にも迷惑がかかり、風俗嬢本人も処罰対象になる可能性があります。
Q:もし本番をしていることがバレたらどうなりますか?
A:お店へのガサ入れや営業停止、風俗嬢本人の事情聴取・逮捕につながるリスクがあります。また、損害賠償を請求されるケースもゼロではありません。軽い気持ちで応じると重大なトラブルに発展するため、「絶対にしない」という意識を徹底しましょう。
Q:お客様から「基盤」「円盤」と言われたときはどう対応すれば良いですか?
A:「本番行為を求めているサイン」ですので、はっきりと断りましょう。「お店のルールでできません」と伝えるのが一番スムーズです。曖昧な返事をすると押し切られる原因になりますので、丁寧ながらも明確にNOを伝えることが大切です。迷う場合はスタッフに相談しましょう。
Q:本番を断ったらお客様が怒ることはありますか?
A:あります。しかし、法律とお店のルールで禁止されている以上、断るのが正しい対応です。「できませんが、他のサービスで楽しんでもらえるように頑張りますね」といった前向きな言い方に切り替えると、場の空気が保ちやすくなります。どうしてもトラブルになりそうならすぐにスタッフを呼びましょう。
Q:本番をしない場合でも、安全のために気をつけることはありますか?
A:はい、あります。お客様が無理に本番をしようとする可能性もあるため、危険を感じたら即スタッフを呼びましょう。また、指入れなどが苦手な場合は事前にお店へ相談しておき、「NG項目」として明確にしておくと安全です。不安があれば一人で対処しようとせず、必ずお店に助けを求めましょう。










