こちら側がお客様を口説くというスタイルを前提に

大衆店などは「とにかくサービスの提供」という面がありますよね。
平均的なコース時間も短めですし、まずは抜く、そしてプラスα自分の売りを出してお客様のリピを狙う、という形です。
しかし高級店の場合はそもそも組数が少なく、いわばお客様の取り合いという側面が強くなりますので、「自分から積極的にアピールしてお客様を口説く」ということが必要になるのです。
お客様を口説くというと、少しわかりにくいかもしれません。
なにも、「付き合ってください」と発言したりするのではありません。
そうではなく、「お客様を求める」ということです。
大衆店とは違い「とにかく良いサービスをすればOK」ではなく、「しっかりサービスをしてさらに、あなたのことがまだまだ欲しいので2回目お願いします。これが私の要望です」ということを強くアピールすべきだ、ということなのです。
言い方はあまり気持ちの良いものではありませんが、お客様の方が自分よりも立場が上だというイメージです。
お客様の方が立場が上なので、嫌な事まで我慢しましょう、とかそういう意味合いではありません。
自分を卑下してへりくだる必要がある訳ではありません。
大衆店のように「さ、私は決められたプレイをしたし、笑顔でしっかり対応して会話にも付き合った!これで後は指名の返りを待つだけ」と思っていたら、他の風俗嬢たちと大きな差がついてしまう可能性がある、ということだけ気を付けてください。
高級店は関係性が大事!丁寧なキスとハグ必須
風俗店でエロいことをするのはもはや当たり前のことです。
高級店で求められるのは、丁寧な扱いやハード寄りのプレイという場合もあるでしょう。
しかし、それよりももっと大事なことは「疑似恋愛を提供する」ということです。
高級店だからといって、お客様全員が物分かりが良くガチ恋にならない、という訳ではありません。
しかし大衆店よりも、遊びなれたお客様が多いということは事実です。
ある意味大衆店でザーッと流れるような、「抜くためのプレイ」が嫌で、高級店を利用するという方も多いです。
そんな経緯で高級店を利用するお客様が求めるものは、間違いなく「女性との関係性」です。
自分をわかってくれる親しい女の子とゆっくりしたい、そんな希望を持っている方に対してお仕事モードでテクニックを披露しても、無意味であることは明白です。
重視すべきは雰囲気であり、それを作りやすいのが「キスとハグ」です。
愛情ある丁寧なキスとハグで、「恋人っぽさ」を演出しましょう。
スーツを大切に扱っている風に
高級店に来る方は、それなりにお金を持っている方ということになります。
株などの不労所得で稼いでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、その多くはビジネスパーソンです。
いくらカジュアルな装いが許されるようになってきたとはいえ、大事な商談などの時にはスーツの上着を欠かすことはありません。
そのため、スーツはお客様にとっては大切な仕事の相棒ということになり、衣服を脱ぐ風俗店ではそのスーツを丁寧に扱ってあげることでお客様への尊敬の念を表すことにつながります。
サザエさんで、お父さんが帰ってきたら必ず奥さんがスーツをハンガーにかけ着替えているシーンが登場します。
時代には若干合わないような気もしないではないですが、高級店のお客様の年齢層は高めです。
「(私の元に)お帰りなさい」という気持ちで、ハンガーに大切そうにスーツをかけてあげるという仕草は好感度がアップします。
ネクタイを結んで差し上げる
これについても時代にあっていない感じもありますし、「いいよいいよそんなの、自分でやるよ」という男性もきっと多いと思います。
けれども、ネクタイをキュッと結んでもらうということが嬉しいと感じる男性もいるはずです。
できるようになっておいて損はありません。
お帰りの際に恋人のように結んであげられるよう、練習をしておくと良いでしょう。
革靴をピタッと揃えない
お客様が履いてきた靴を揃える時に、革靴の場合は特にピタッと揃えておかないようにします。
これは、お帰りの際に履きにくいということ、そして履く時に革靴同士がこすれて傷つくのを防ぐという理由があります。
少し感覚を開けておくことで、片足ずつ靴ベラを使って履きやすくなりますが、そんな時お客様は実は気づいています。
実際ピタッと揃えられていたとしてもマイナスポイントにはなりませんが、こうした小さな気遣いが「この子できる子だな」という良い印象を与えてくれることがあります。
必須ではありませんが、覚えておくと良いですね。
まとめ
今回は、高級店で働く時に取り入れたいちょっとしたエッセンスについてお伝えしました。
こういったテクニックについてはまだまだ沢山ありますので、また第二弾としてお届けしたいと思います!