デリヘルのほとんどは歩合制
デリヘルでのお仕事の給料は、普通の会社員とは違って「歩合制」になることがほとんどです。
歩合制というのは、ひとりのお客さんにサービスするといくらで、それを何人するか増えるたびにその分の給料がもらえるという形になります。
そのため、お客さんがまったくつかないと稼げませんし、たくさんつくようになれば稼げるという仕組みです。
たくさんお客がつけば稼げるようになりますが、まったくお客がつかずに「待機時間」ばかりだと稼げない状況になります。
このお客がつくかどうかの問題は、お店が人気店かどうかに寄りますし、仮に人気店だったとしても、いろいろな理由で自分にお客がつかずに暇になってしまうこともあり得ます。
デリヘルのバック率は50〜60%
バック率とは、あらかじめお店で決められており、サービス料金の何パーセントがバックされるかというものとなります。
例えば、バック率が50%であれば、1万円のコースのサービスで女の子は5千円のバックが受けられます。
バック率は平均的に50〜60%となっていて、これはお店によって変わってきます。
通常のデリヘルではお客さんが支払うサービス料金が、1万5000円〜2万円程度となっており、1万5000円のコースのお客さんが取れて、バック率が50%なら9000円。
2万円のコースなら1万2000円が女の子の取り分となります。
デリヘルの年収はいくらくらいになるの?
普通のお仕事と比較して、デリヘルはどのくらい稼げるようになるかを考えれば、年収ベースでチェックしてみても良いでしょう。
例えば、1日にいくら稼げるかを考えてみると、1時間のプレイ料金が1万5000円で、バック率が60%なら、ひとりあたりのバックは9000円です。
これで1日平均4人のお客さんがつけば、1日の稼ぎが3万6000円。
ひと月20日働いたとして、3万6000円 x 20日 = 72万円。
1年では72万円 x 12ヶ月 = 864万円という計算になります。
ただし厳密に言えば、この中から若干の経費が差し引かれる場合もあります。
経費というのは例えばデリヘル嬢が持ち歩くローションやタオルなどの経費となります。
デリヘルの給料は妥当?
これはあくまで計算に過ぎませんが、この程度のお客がつけば1日4人のお客さんを相手にして、ひと月20日の労働で年収が840万円となるわけですから、一般的なお仕事と比べればかなり稼げるとも言えますし、何か専門的な知識やテクニックを手にした人の年収レベル程度なら稼げると言うことができるはずです。
そういう意味では、風俗嬢、デリヘル嬢というのは、ある意味手に職を持った働き方の一つとして考えることができるかも知れません。
しかし、「風俗嬢なら年収1千万以上稼げるのでは?」と思う方もいるかも知れません。
もちろん、平均以上の売れっ子になってもっと高級なお店で稼げば1千万円を超えることもありますので、さらに努力をして上を目指せるという期待感も持てるはずです。