自分の広告やメンテナンスにはどれくらいお金を割くべき?

売れるためには、まずは自分のことを世間に知ってもらうために広告を打ちます。
これは、風俗嬢に限ったことではなく、すべての商品に当てはまりますよね。
「広告」と言うとイメージが固定されてしまうかもしれませんが、今現在の風俗嬢にとっての主要な広告は、SNSや写メ日記となります。
もっとコストをかけるとすると、YouTubeなどもありますね。
例えば、XであればTwitterブルーと呼ばれるサブスクに加入することは必須ですし、良い写真を撮るために背景や衣装などを揃えるかもしれません。
そして何より、更新するための手間が莫大です。
毎日「今日のお昼ご飯はこんな感じ♪」などと意味のない低クオリティなポストを続ける訳にもいきませんし、場合によってはSNS更新を外注する可能性もありますよね。
こういった広告費用に関してはかなり負担が高くなりますが、一方ではやらなければ稼ぎは激減、という側面もあるため軽視することができません。
次に、商品として自分の価値を落とさないようにするためのコストですが、これもバカにならない出費です。
美容整形や肌管理、むくみを取る痩身エステやリンパマッサージ、美容院での髪のメンテにネイルサロン、体作りのためのジム…等々考えるだけでめまいがしそうです。
もちろん、これらはある程度「女性としてのQOL」とかぶりますので、風俗嬢としう仕事をしていなくても出費するものはあります。
ですが、夜職の女性はやはり美に対する精度が求められるため、どうしても金額は高くなってしまいます。
「広告」や「商品管理」の費用はどれくらいにすべきか?
結論を先に申し上げますと、「報酬の3割以上は絶対」ということになります。
まだまだ成長段階ということであれば、5割程度出費する方も多いです。
先程挙げていなかった項目として、「風俗嬢としてのスキル向上のための講習」というコストもありますので、そういった勉強代も含めると5割程度使う月も出て来るかなと思います。
逆に言うと、売れている風俗嬢で手取りから使うコストが3割以下の人はあまりいない、ということになってしまうということでもあります。
お金以外のコストやリスクについてどう考えるか?
今までは主に、コストについてお話ししてきましたが、実際には可視化しにくい部分も沢山かかっていますよね。
写メ日記やXのネタを考えたり、オキニトークやラインでメッセージのやり取りをする、そしてインターネット上に顔出しをすることも、「自分を消費している」という観点からはコストになると思います。
こうしたコストについて考えるには、やはり「自分の未来について具体的にイメージしてみる」ということが外せないと思います。
将来のことを考えたくない、という気持ちはわかります。
しかし、自分の頭で考えられないことは、現実にはなりません。
つまり、考えなければ「未来を作る」のではなく「ただただ時間だけが流れていく」という風になってしまう可能性が高まってしまうのです。
「毎日Xのリプに返事するのがしんどい…しかもクソリプでストレスを受けるし」ということが、自分の中で大きなデメリットとなっているのであれば、それはやめた方がいいです。
頑張って続けていれば、近い将来メンタルを病んでしまうかもしれません。
一方、「リプ返信など草の根活動をしていればいつかは客になるかも!まあリプ返しも選んでやってるし適当にやればいいか!」と長い目で見ているのであれば、マイペースに続けていくと良いでしょう。
「このまま顔出しを続けていればするほど、風俗の仕事を辞めた時に顔が残るよね…。風俗やってたことバレるのが絶対に嫌だし」と将来に不安があるのであれば、顔出しは控えていくべきだと思います。
「顔出しはやっぱり優位性あるし、まあネットなんて時間が経てば古い情報を探すのも困難になるし、髪型とか変えれば日常見つかることはほぼないでしょ。芸能人じゃないんだし」と気軽に考えられるのであれば、顔出しというリスクを取っていて良いと思います。
まとめ
ポイントは、「今現在のメリットと将来のデメリットをイメージして比較する」ということです。
こういうことを考えるのはしんどいことではありますが、モヤモヤした時ほど紙に書き出して、考えを整理してみてください。
是非スマホではなく、紙に書いてみてください。
紙に書くスピードが、人間がしっかりと思考するスピードと合っているらしいので、「打つ」のではなく「書く」を試してみてくださいね。