辞める理由はどうする?
お店を辞めたいと思った時、どういう風に言えばトラブルなく退店できるのでしょうか?
いつかは辞める日が来るのは当然ですが、お店側としては一人抜けた分売上が減ってしまうため、引き留めたいと思うのが普通です。
お店側が考えることも想像しながら、理由を決めていくようにしましょう。
辞める理由としてよく使われるものをお伝えします。
・親などが病気になり介護が必要
・引っ越すことになり
物理的に通うことが不可能に
・パートナーや家族に
身バレして働けなくなった
・昼職をすることにした
・学校に通うことにした
・目標額まで稼ぎ終わった
・お店のコンセプトと
自分が合っていない気がする
どの理由にしても、引き留めるための言い返しは思いつきます。
「親が病気になったのなら尚更お金が必要では?」とか「お店のコンセプトと合っていないなら、合うように考えていこう」などです。
私も、辞める時は色々理由を考えて伝えていたんですが、もしかすると「仕事が嫌になった」「仕事がつらくて一旦離れたい」などの「やる気ダダ下がり」が一番良かったのかもしれないと、今は思います。
もちろん、これにも反論することはできるのですが、しかし聞いている側の頭によぎるのは「仕事が嫌いになったのであれば、引き留めてもちゃんと接客せずにトラブル起こすかも?」ということです。
これは結構リスキーですし、「いるだけ邪魔」かもしれません。
この理由の場合のデメリットは、「じゃあ退店ではなく復活できそうなったら復活して」と言われることでしょうか。
その場合も「ありがとうございます。けれどケジメのため一旦は退店します。写真とかも削除してもらいたいし」とズバリ言えばOKです。
辞めると伝えるタイミング
常識的には、1ヶ月前に申告するべきです。
しかし、ナイトワーク業界の悪いところで「辞める相手にお客様を付けない」という思考回路があります。
これは嫌がらせとも言えなくはないのですが、お店としては単純に「今後のことを考えて」の行動となります。
つまり、この先いなくなる子を気に入ってくれたとしても、来月の来店の時にはいないから、それなら今後も辞めない子を付けて指名を取らせよう、ということですね。
経営的視点で見ると、悪いことではないのでしょう。
働くこちらとしては、最後の1ヶ月のお給料がガクッと下がってしまう可能性があることを、頭に入れておかなければなりません。
辞めるまでにしておくこと
お店を去る前にしておくことは、まず大切なのがお客様にお知らせすることです。
事前に伝えておけば、移籍後のお店に来てくれることも大いにありますし、「いついつから移籍すると思うから問い合わせて欲しい」としっかり連絡をしておいてください。
お店としては、お客様を持っていかれるのは辛いところですが、日々丹精込めて接客しているのは私達ですから、多少の移動は仕方がありません。
忘れずに告知しておきましょう!