相手に関心を持つ
初めて会う人との共通部分を探すことは、大変な作業です。
まずは、相手に関心を持つようにしてみてください。
相手に関心を持つことを意識することで、自然と質問が出てきます。
相手に関心をもたないと職務質問のような質問ばかりしたり、会話が途切れてしまい、白けた雰囲気になってしまいます。
ある程度関心を持った上で質問し、会話を広げていくように心がけます。会話の中で知らないことが出てきたら、すぐに「オウム返し」をして、掘り下げるように質問しましょう。
「俺投資で儲けてさ。だから結構来れると思うよ」と言われたとして、「それ何?」ではなく、「え、投資信託って何?」と単語を繰り返します。
こうすることで、「あなたの話を聞いていますよ」というサインを出すことができるのです。
細かいことですが、日頃から実践して癖にしてしまってください。
男性は「相手が知らないことを教えたい!」という思考回路になりがちです。
知っていることでも敢えて知らないふりをして教えてもらい、会話を充実させていきましょう。
相手の話をよく聞いて会話の流れを操作する
会話が乗ってきた時こそ、しっかりと相手の言葉に耳を傾ける必要があります。
よくよく聞いていると「本当はつっこんで欲しい部分」が見える場合があるのをご経験されたことはないでしょうか?
そういう「お客様が言ってもらいたそうなこと」や「話したいこと」について察知し、そちらに会話を誘導していくことで、お客様が満足いく会話に仕上げることができます。
そうすると「自分のことを理解してくれる子だな」と思ってもらえます。
まるでバラエティー番組のMCになったつもりで、会話を回していきましょう!
「自分が何かしゃべらなきゃ…!」と焦ることで「相手の突いて欲しいポイント」を見逃してしまい、お客様が望む・満足できる会話とは違う方向に流していってしまう可能性がありますので、お客様が話をしている時は自分の言いたいことを考えるのではなく、しっかりと傾聴するようにしてくださいね。
具体的なおすすめ会話内容
会話の内容については、おすすめのトピックがあります。
それは、
・休みの日に何をしているのか
・お客様の地元の話
・少し不幸な体験談
仕事の話をしてしまうとせっかくの癒しの時間を台無しにしてしまう可能性がありますので、避ける方が無難です。
逆に休みの日についてであれば、お客様も楽しく話をしてくれます。
「え~何もしてないよ」とか「掃除とか家事しかしてない」という場合でも、十分に掘り下げられます。
「確かに休みの日は何もしたくないですよね。私もずっと寝てるかも(笑)けど、そんな時のごはんはどうしてます?」とか、「家事自分でできるんだ~!すごいですね!実は私、おすすめの家事グッズがあるんですけど…」などと、どうでも良い話であっても広げていきます。
そうするうちに、相手の興味があることに繋がったり、引き出すことができることも多いです。
お客様の地元についての話題も、上手く話が流れやすいです。
地元のおすすめのお店や観光スポットなど、案外スルスルと話し出してくれることがあります。
自分の失敗談なども、話が転がりやすいです。
面白い話でも良いですし、「こんな時、お客様だったらどうしますか?」みたいにアドバイスを求める流れを作ってもOKです。
まとめ
会話について難しく考えずに、「お客様に興味を持ってお客様の口から情報を引き出していき、それを褒めたりリアクションをしたりして楽しげにしていく感じ」と捉えて、まずはお客様に自分から話題を振っていくようにしてください。
最初は上手くいかなくても、絶対に上達します!
諦めずに話しかけていき、太客を作っていきましょう!