品性とは何なのか?
品性があるという状態はどういうものなのでしょうか?
辞書によると、「優れた人柄を持つ状態」という解説がなされています。
それではさらに「優れた人柄」というのはどういうものなのでしょうか?
品性があるかどうかと言うと難しく感じるかもしれませんが、優れた人柄と言い換えればよりイメージしやすくなったかもしれません。
あなたは優れた人柄の人といえばどんな人をイメージするんでしょうか?
私自身も優れた人柄の人について細かく想像してみました。
すると、おそらく確信に近いものが見えたような気がします。
「優れた人柄の人」というのは「世間や人に対して尊敬されるような良いことをしており、かつ自分に対して優しい人である」と言えるかと思います。
例えばですが、ボランティアで貧しい子供達にご飯を食べさせるという活動をしている人がいたとします。
自腹を切ってその活動をして、必死で人助けをしています。
そんな人は、とても良い人柄だと思えると思います。
それは間違いがないと思います。
素晴らしい行動をしていると良い人柄なのか
それでは、実際その素晴らしい活動をしている人に話しかけてみるとします。
するとしかめっ面で「いやちょっと私子供を助ける活動で忙しいので話しかけないでもらえますか?」と答えられたらどうでしょう?
活動自体はとても尊敬できるものなのに、良い人柄だとは思えなくなるのではないでしょうか?
つまり、「品性がある=優れた人柄である=自分に対して親切で優しい」ということになると思います。
いくら良い行いをしていても、自分にとって感じが悪ければ優れた人格とは捉えられないのではないかなと思ったのです。
身も蓋もないというか、こんな風にしか考えることができない私の思考回路が悲しいのかとも思ったのですが、いや人間全体がやはり自分本位である生き物である以上、結構的を得ているのではないかなと考えています。
客に対して品性があると思わせる行動とは?
今までお話ししてきた「品性がある=良い人人柄=自分にとって優しい」という公式が成立するとしましょう。
そこで、私達が接客中お客様にどのような態度を取れば品性があると思われるのか考えてみます。
「お客様に親切に優しくする」。
拍子抜けするような答えではありますが、それが「品性があると思わせる簡単な方法」だということになります。
品性とはどういったものなのかということについて掘り下げて考えてきましたが、結局のところは接客の基本である「共感」と「優しく接する」というところに落ち着いてしまいました。
もう少し例を出してみますと、例えば女風を頼んでホテルで落ち合った時に、態度が悪いとします。
こちらが気を使って話しかけたとしても、「あーハイ」みたいな返ししかしてきません。
そういう男性に「品性があるな」と感じないと思います。
そこから考えるに、ニコニコ笑顔で優しくすることで「品性がない」という状態は回避できたということになるでしょう。
もちろん、機会があれば社会貢献活動やボランティア活動などをしているというアピールをしても良いと思いますが、しかしそのような一歩踏み込んだ会話になるまでには数回入ってもらう時間が必要です。
初日からそのようなプライベートな会話にならない可能性もありますからね。
そうなるとまずは目の前のお客様に優しくする。
これが「品性がある」にダイレクトにつながるため、実践していくしかないのです。
そんなことかと思われるかもしれませんが、逆に言うとシンプルな結論に落ち着いてよかったのかもしれません。
もっと難しいことをやれと言われても大変ですからね…。
品性っぽいデコレーションを加える
そうした「お客様に優しい態度」で品性のベースを作り、更にそれらしくするためのエッセンスを追加していきます。
言葉遣いをきれいにするであるとか、立ち振る舞いが綺麗であるとかというもので、そういった表面的なデコレーションをしてやるとより一層「品性がある」という形に近づけると思います。
表面上の品性については「この人品があるな」と思う人を参考にしても良いですが、「マジで!?」や「だるい」などついつい出てしまうような言葉遣いに気を付け、立ち振る舞いを少し意識するだけで簡単に演出できると思います。
鉄板イメージとしては「ゆっくりとした動作や話し方+ふんわり優しい笑顔」であり、自分のキャラと違うなと思っても、とにかくやっていきます。
実践しているうちに、自然とできるようになりますからね!
まとめ
高級店に勤めていて品性を演出したいという方、あるいは周りにそのようなキャラの風俗嬢がいないために自分は品性のあるキャラで売っていきたいという方にとっては、具体的な方法をご提示できたのではないかと思います。
本当に品性などなくてもいいですし、気にする必要はありません。
風俗嬢としてお金を稼ぐ戦略として品性があるように見せかける。
それがあなたの勝ちにつながります。