基本はルールを理由に断る

お客様から「連絡先を教えて」「店の外で会おう」などと誘われることがありますが、プライベートを明かすのは絶対にNG。
そんなときは「お店のルールで禁止されているんです」と伝えるのが一番角が立ちません。
たとえば、LINEや電話番号を求められたら「ごめんなさい、連絡先はお店のルールでお伝えできないんです」と伝えた上で、「またお店でお会いできるのを楽しみにしてますね」と次の指名につなげるような言い方をすれば、お客様も納得しやすくなります。
ルールを理由にすれば、自分を責められることもなく、相手も理解しやすいのがポイントです!
NGなお願いは優しく断り、代替案を出す
「特別なことして」と遠回しに言われるケースもあります。
内容がNGなら応じてはいけません。
そのときは一度「それはできないんです、ごめんなさい」と、はっきり伝えましょう。
ただし断るだけではなく、「それよりもリラックスできるマッサージをたっぷりしますね」「楽しい会話で盛り上げますね」といった代替案を添えると、お客様も不満を感じにくくなります。
それでも同じ要求が続く場合は、自分ひとりで抱え込まずに必ずスタッフへ相談してくださいね。
安全に働くためには、早めに助けを求めることも大切です。
しつこいお客様を事前に見極める
実は「しつこくなりやすいお客様」には、最初から兆しがある場合があります。
・初対面から必要以上に馴れ馴れしい
・プライベートに踏み込む質問が多い
・「今日このあと何してるの?」「彼氏いるの?」など距離を詰めてくる
こうしたサインを感じたら、最初から一定の距離を保つことが大切です。
明るい態度はそのままに、プライベートな話題には深入りせず、あくまで接客の範囲内で対応しましょう。
さらに「何かあったらスタッフに相談できる」と自分の中で意識しておくと安心感が増します。
違和感を無視せず、直感を大切にすることがトラブル防止につながります。
どうしてもダメなときはスタッフへ
優しく断っても、代替案を出しても、それでもしつこく食い下がるお客様もいます。
そんなときは「スタッフさんに確認しますね」と伝えて大丈夫です。
それでも態度が変わらない場合は、迷わず実際にスタッフへ相談しましょう!
断ることは悪いことではありません。
むしろ、自分の安全や安心を守る行動はプロとして必要な判断です。
お客様に合わせすぎて心身を削ってしまっては、長く働くことはできません。
まとめ
風俗のお仕事では、お客様との距離感をうまくコントロールすることがとても大切です。
特にしつこいお願いやプライベートな誘いには、最初から明るく丁寧にお断りする勇気を持ちましょう。
断ったからといって評価が下がるわけではなく、むしろ自分のスタンスを守る姿勢はお客様に安心感を与えます。
そして何より、困ったときは絶対にひとりで抱え込まず、スタッフに相談してくださいね。
あなたが笑顔で安心して働けるように、必ずサポートしてくれるはずですよ。