接客方法を自分で決めようとしない

真面目な方ほど「自分はどういう接客をするべきか?」と真剣に考え、「色恋がパワーあるよね…でも長く通ってもらうのは友達営業だよね?」なんて迷ってしまうかと思います。
私も最初は「長いリピーターを作りたいから色恋は禁止で!」なんてポリシーを掲げていました。
しかし、ある程度の期間接客を続けて感じたのは「接客ポリシーを固める必要はない」ということでした。
つまり、「色恋はややこしいからかけないぞ!」と決めていても、お客様が勝手に自分に夢中になり色恋モードに突入してしまうのです。
そして中には本当に癒しとか楽しい時間を買うために通ってくれる、友達営業が通用するおじさまも多数いました。
色がかったお客様がいれば、それを利用して爆発的に稼がせてもらい、一定間隔で平坦に通ってくれるお客様がいれば大切に丁寧に接客して「離さない努力をする」という自然な流れを冷静に見極めることを意識してみてください。
お客様の要望・願望は変化する
風俗は究極のサービス業だと言われ、お客様の欲しているものを読み取って接客することがベストだと考えられています。
それをミクロな視点で「今キスしたいのかな?」「ハグした方はいいかな?」とかプレイ中の細かい事柄のことだと思い込んでいる方が多いです。
そうでなくて、お客様自身が一体どういうつもりで来店しているのか?
ということを「その都度」推測し、それに合わせて自分の行動を変化させていけばいいのです。
最初は単に抜きに来ていただけだったけど、あなたにハマって色がガチガチにかかってしまったので
あればあなたはその流れに乗るのです。
逆に、最初はエロ話だけしていたのに共通の趣味が発覚し、まるで仲の良い友達のような関係になるなら、そこで無理に色恋をする必要はない訳です。
要するに、接客方法というのは相手があることなので、自分が「こうする!」と決めていてもそれは通用しないこともあるので力を抜いていこうと言いたいのです。
色恋で引っ張るパターンの注意点
厳密に言うと友達営業風に引っ張れていたとしても、色はうっすらかかっていると凄腕店長に教わったことがあります。
確かにそうで、どのお客様に対しても魅力を振りまき惹きつけるような努力を怠ってはいけません。
中でも「大好き」「付き合って欲しい」「俺はこのままずっと友達なのかな」「結婚したい」などと、明らかに色恋モード全開のお客様が発生します。
夜の接客マニュアルとしては、「こういった色恋のお客様は通ってくれるので掴んでおきましょう。そして友達に移行させましょう」なんて書かれているものです。
が!そんなことは簡単なことではありません!
それが成功する割合は、1割程度なのではないでしょうか。
そのため色恋モードに入ってしまったお客様に関しては「消費期限アリ。いつ切れてもおかしくない」と付箋を貼る感覚で管理しましょう。
毎日通ったり、ロングで買い占めてくれるなら、それを有難く頂戴します。
「熱烈すぎて、短命だったら嫌だ」と思うかもしれませんが、ガチ恋客はいずれにせよ短命で引き伸ばす方法は自身で本命営業(本当に付き合っているように振る舞い、外でも会ったりする)するくらいしかありません。
あなたも本気で人を好きになったら、煮え切らない関係はとてもしんどく感じるはずです。
どんなに甘い言葉や曖昧な言い方で交わしても「ハッキリ言ってくれ。もし付き合えないならもう来ないから」なんて言ってくるのです。
あなたが消耗しない程度にガチ恋客にお付き合いし、白黒迫ってきたらスッと手放しましょう。