ホワイト化する世間
10～20年前は、インターネットの掲示板では汚い言葉遣いで言い返したり悪口を言うことが普通でした。
しかし今は、ネット上だからと言って何でも許される訳ではなく、SNS上でも少しおかしなことを言えば炎上し、多くの人から責められるという風に変化しています。
炎上すれば、まだ構ってもらえるということですからマシなのかもしれません。
炎上すらせずフォローを外され、ミュートにされる…何も言われずにただ「面倒な人だな」ということで去って行かれ、それが当の本人はすぐに気づけない形になっている。
そういうケースも増えてきていることでしょう。
こんな具合に、世間は「揉めないために黙って排除」という効率的な態度を取るようになってきています。
普通にしていれば皆が気持ちいいのに、荒らす人にわざわざ関わってパワーを使わなくてもという訳です。
こういった流れを「社会のホワイト化」と評論家の岡田斗司夫さんは名付けています。
これは、風俗業界にも伝播していると思います。
仮面ではない嬢に人気が集中
以前は、自分の前でしっかりと接客をしているプロに人気が集まっていたかと思います。
明るく元気にしてくれる子、少しあざとくて甘えてくれる子、全てを受け入れ共感してくれる子など、「心の中ではどう思っていたとしても、お客様に合わせてしっかりと接客が出来る子」が評価されました。
しかしながら、今の人気嬢は少し様子が違います。
もう少し、肩の力が抜けているようなイメージです。
キーワードは、「素の自分」や「自然体」です。
「表裏があって計算でバッチリ接客していますよ～！」という感じではなく、「私普段からこんななんだよね、あはは」みたいな雰囲気です。
もちろん、素すぎるのは良くないかもしれませんが、「素の自分を演出する」ことが大切です。
「そんなのわからない！」という方は、一度自分の接客を思い出し、「これは無理があるな」「違和感かも」という発言や行動を排除することからスタートしてみてください。
自然体で楽しむという姿勢が好かれる
お客様が「この子いいな」と思う子は自然体で楽しんでいると感じた時です。
そもそも、好きでもない男性とイチャイチャして「ナチュラルに楽しい！」なんて思えるように女性は出来ていません。
望まない妊娠をしないために、認めていない男性に対してはディフェンシブであるのが普通です。
であるからこそ、男性も女性の拒否に敏感で「本当に俺と楽しんでくれてるんだ！」と思ったら当然嬉しくなる訳です。
これについては、言葉などではなくあなたの表情や雰囲気によって醸し出すものですから、トレーニングが必要です。
どうすれば自然体で楽しんでいるように見えるのか、日々研究していくようにしましょう。
女性用風俗などを利用し、自分が客になってみて体験してみるのも参考になると思います。
自然体ではない行動の具体例
自然体に楽しんでいる様子を相手に伝えることは、大変難しいものです。
そこで、まずは自然体ではない行動について取り除いてみましょう。
・無理に会話を盛り上げようとしない
・お世辞ばかり繰り返さない
・強引に恋人接客に持ち込まない
・お願いをストレートに言わない
お客様から自然体ではないと思われる行動はこのようなものではないでしょうか？
こちらから会話を振らなければ接客業として失格ですが、しかし無理にテンションを上げすぎたりギャアギャアうるさいだけで中身のない会話になっていないか注意が必要です。
よく接客マニュアルで「お客様を褒めましょう」ということが言われますが、だからと言って長時間または何度も褒めるのは、お客様もリアクションに困って疲れてしまいます。
恋人接客が最強だと聞いて、無理に距離を詰めすぎるのもよくありませんし、素直に甘えたりせずアレコレ考えまくった末に思い切ってお願い事を口にするのも顔に出ますし「頑張って言ったんだな…」と相手を白けさせる場合があります。
上記に気を付けるだけで、かなり自然体に近づけるかと思います。
まとめ
自然体で明るく楽しい雰囲気を出せる嬢に人気が集中するようになってきています。
人間バカではありませんから、無理にしている行動かどうかはわかるものです。
違和感あるポイントを減らし、その上で「自然体で楽しんでいる」という演出が出来れば最高ですが、簡単なことではありません。
日々実践の中で試行錯誤しながら、あなた独自の「自然体」を模索してみてください。
万人に刺さる風俗嬢はいませんし、失敗して当たり前です。
自分の接客を変えることを怖がらず、トライ＆エラーを繰り返すことで、あなたは進化できると思います！
