嫌な返事をするならばスルーの方がマシ
タダ働きしているということでイライラしてしまい、感じの悪い文章を送り付けて喧嘩にでも発展すれば、せっかく今まで積み上げてきたものをぶち壊してしまうかもしれません。
そうならないためにも、「返事嫌だな~」と感じたら一旦スルーしておきましょう。
その後にもお客様からメールが送り続けられてくることもあるかもしれませんが、すぐに読む必要もなければ、その都度返信内容について考えを巡らせる必要もありません。
お客様からのメールに意識を向けすぎるのをやめてみましょう。
スルーの失礼は後から取り戻せる
返事を寝かせて一旦スルーすると、「お客様を怒らせてしまうんじゃ?」、「指名をしてくれなくなるかも」と不安になる方もいるかもしれません。
しかし、それはそれで仕方のないことで、それくらいで切れるお客様は他の理由でも切れますし、仮に切れずに通ってくれたとしても、頻回な連絡の負担に耐えなくてはならなくなります。
返事を一旦スルーしたことについては、「忙しくてお返事遅くなってごめんなさい!」で取り戻せるんです。
もちろん、一週間以上返事せずに放置するとお客様としても「切られたのかな」と考えると思いますので、少なくとも2日程度で返事をしたいところです。
即レスせずに返信する時間を決める
お客様からのメールは、基本「一旦寝かせる」という風に癖をつけていきましょう。
予約に関しての内容など、急ぎで確認しなくてはならないこともありますが、なるべく即レスしないように気を付けましょう。
理由は、「お客様に返事が遅い子」というイメージを植え付けるためです。
メールを送ったとしてもすぐに返事が来るということを期待させないための作戦であり、メールの返事が遅いことに慣れさせ「こんなもんだ」と思わせ不満を持たせないようにすることが狙いです。
即レスすると、「時間がある」と思われメール攻撃が強くなってしまう可能性もあります。
例えば、22時から23時の間にまとめてメールの返事をする、といった感じです。
そうすることで、自分のルーティンとしてスケジュールに組み込むことができ、「だるいけどこの時間だけ頑張る!」という風に切り替えができます。
お客様に対して、レス時間が決まっていると伝えるのも手です。
「メールのお返事を書くのは22時と決めているんです。何か他のことをしながらとか、中途半端にお返事しちゃうのは失礼だし、心ここにあらずではない状態でちゃんと読みたいから」と言った感じでしょうか。
ただしその時、「お客様からのメールの返事」と限定してしまうと、ひねくれたお客様は「友達とか…彼氏だと即レスな訳?」となりますので、「全員に対して即返事しない」みたいなニュアンスを忘れないようにしましょう。
長文を送り付けてくるお客様への対応
「今日ゴルフに行きました!天気が良くて、気持ちよかったよ!お昼ご飯は…」など「写メ日記か!」とつっこみたくなるような日記スタイルの長文や、モヤモヤした気持ちをつらつらと書き連ねた内容を送ってくるようなお客様もいますよね。
そういった長文を目にするだけで、不快に感じるものです。
どう返事をしたらいいのかわからないし、長い文章に対して一言だけで返すというのも適当に思われるかも…と頭を抱えてしまいますよね。
そういうメールの返事の正解は、「短文やスタンプで返す」ということです。
「いやいや、それがやりにくいから悩んでるんでしょ!」と思われるかもしれませんが、それでは逆に、長文で返事を書くことが正解だと思いますか?
一時的には喜んでもらえるかもしれませんが、「長文のやり取りが可能なんだ」と思われ、今後も同じように長文を送り付けられることになります。
それに耐えられるのであれば、長文で返してあげれば良いですし、長文で返すことができる時だけやるというのも良いと思います。
でも、ストレスに感じてイライラするのであれば、「お疲れ様!たくさんメールを送ってくれてありがとう!けれど文章打つの不得意だから今度顔を見てゆっくりお話したいな。」と送るようにしましょう。
それでも長文を送り付けてくるようであれば、スタンプ返しでも良いですし、「読んでるよ、ありがとう!」みたいな返しを続けても良いと思います。
要するに、優しく受け入れながらもゆっくりと「メールで長話する気はないよ」とわからせてあげるのです。
気づかずに長文を送り続けてくる間は、ほとんど読まずに上記のような返しで良いと思います。
そのうち長文を送り付けてくるのを諦めるようになりますから。
無理な時はパンクしていると正直に言う
どうしてもお客様からのメールを読みたくない、読んだとしても返したくないという日もありますよね。
そういう場合は、「最近色々しんどいことがあって…。お返事できないかも。スマホあまり触らないようにして、デジタルデトックスします!甘えちゃってごめんなさい」など送って「返事が出来ない」という自分の状況を率直に伝えるようにしてみてください。
何も言わずに既読スルーするよりも、お客様の理解を得ることができます。
ただし、そういう風に送っても、勘違いしているお客様は「俺には無理しなくていいからね。素の君でいてくれていいからね。いつでも言っておいで。気晴らしにドライブでも行く?良かったら日曜日空いてるけど」など追撃してくることがあります。
それに対しては、スルーでもOKです。
だって、「しんどいから返事できない」と伝えている訳ですし、送った後にお客様自身が気づくこともありますから。
まとめ
メールの返信は頑張れるなら頑張る方が良いと思いますが、絡みすぎが良いとは一概に言えない面があります。
イライラして攻撃的な文章を送り付けるならば、沈黙している方が状況は悪化しません。
とにかく、マイペースかつ継続して行うという姿勢で臨みましょう!