普通の風俗業には本番はありません
まず確認しておきたいのは、一般的な風俗店では本番行為は禁止されているということです。
ソープランドを除く風俗店で男性が挿入し射精することは違法行為となります。
そのため、デリヘルなどの通常の風俗嬢は、ピルを飲む必要性が必ずしもあるわけではありません。
風俗嬢という職業は、男性の精子と切り離せないイメージがあるかもしれませんが、実際には自分の中に精子を出されることはありません。
これは多くの人が誤解している点です。
事故的に精子が入ってしまう危険性はある
しかし、本番行為がなかったとしても、何らかの事故的な要因で風俗嬢が妊娠してしまうリスクというのは、まったくゼロとはいえなかったりもするのです。
たとえば、アソコの近くでお客さんが射精してしまい、それがアソコに着いてしまうこともあり得ます。
あるいは、射精する前に出てくる透明の「先走り汁」と呼ばれる液体にも、実は精子が混ざっていると言うことは意外と知られていないかも知れません。
先走り汁だからと思って安心していると、もしそれがアソコの中に入ってしまっても、妊娠してしまう可能性もあるのです。
普通なら大丈夫だったとしても、そんな事故的な出来事を事前に予防するために、風俗嬢がピルを飲むというのは効果的ということもできるわけです。
ピルを飲めばPMS予防にも
PMS(月経前症候群)は、生理の前に現れる女性の体や心の変化の中でも、特に大きな問題となる症状を指します。
体が重くなったり激しい痛みを感じたり、またはメンタル的に落ち込んでうつっぽくなる経験は、女性なら誰しもが多少なりとも感じているはずです。
これは生理をきっかけに起こるものですから、実質的に生理がなくなるピルを使用すれば、PMS(生理前症候群)もかなり軽減されることになります。
その結果、これまで生理前や生理中に風俗嬢としての仕事ができなくなっていた人や、メンタル的に接客が難しかった人でも、問題なく働けるようになります。
もちろん、仕事面だけでなく、身体の辛さやメンタルの落ち込みがなくなることで、生活の質も向上します。
言われるほど副作用はないかも?
ただし、ピルを飲むことで副作用が強く、いろいろ大変そうだと感じる人もいるかもしれません。
しかし実際には、世間で言われているほど副作用は強くないことが多いのです。
そもそも、ピルの副作用が強いというイメージは古くからの男尊女卑社会が起源とされ、実態とはかけ離れていることも指摘されています。
最近では、病院に行かずにオンライン診察でピルを処方してもらえるサービスも増えているため、興味がある方は一度試してみるのも良いかもしれませんね。