自分に焦点を当てすぎている
「コミュ障だから、陰キャだから」お客様と会話することが苦手という方は、少し言い方が厳しくなってしまいますが、「自分のことに焦点を当てすぎて、自分のことしか考えていない」ということもできます。
相手のことを思うのであれば、気まずい空気を流さないために必死で話しかけるのではないでしょうか?
例えばあなたの推しが、突然あなたのおうちにやってきてお茶を飲むことになったとします。
その時「自分はコミュ障だから喋れない」と言って会話を諦めるでしょうか?
せっかく来てくれたのだからと、必死で話題を探したりして話しかけて盛り上げようとするのではないでしょうか?
自分がコミュ障だからということばかり気にしているうちに、推しはどんどん嫌な気持ちになっていくかもしれません。
まずは自分がコミュ障だとか陰キャだとかそういう言い訳は横に置いておき、会話をするという姿勢を作っていきましょう。
自分の話で良い

とはいえ、「何を喋ったらいいのかわからない」というところが、会話の難しさだと思います。
共通の話題を探そうとするあまり、無難な天気の話題になってしまったり…。
面白くない話をダラダラ続けるというのも、地獄ですよね。
まずはお客様の話を聞くことが大事ではありますが、もしお客様がそこまで自分から色々と喋らない人であれば、一通りの世間話が終わったら自分の話をしてみましょう。
自分の話がとっかかりとなり、会話が広がっていくということもたくさんあります。
会話が苦手な方は、自分の話をしてはダメという風な思い込みがある方が多いような気がします。
が、お客様を知らない間柄で最初からお客様にピッタリ合わせた会話など到底無理ですし、自分の話を延々と続けるということをしなければ、自分の話をすることは悪手ではありません。
お客様の情報を引き出そうとして質問するのは良いのですが、尋問のようになってしまうこともあり得ます。
自分の話を繰り広げつつ、「〇〇さんはこういう経験ない?こういう時どう対応する?」とお客様を自分の話に巻き込んでいきます。
自分の話をするということも立派な会話の一部ですし、自分の話をするということは「自分の心を開いているよ」というサインでもありますので、是非意識してやってみてください。
無口客の場
お客様との会話が苦手という方は、もしかすると以前に全く喋ってくれないお客様にあたりトラウマのようになってしまっているからかもしれません。
そんなお客様は人生に数回必ず接客することになりますので、あまり深く考える必要はありません。
どんな売れっ子も無口で全く喋ってくれない客、あるいは感じの悪い客を接客したことがありますから。
ただし無口の客の場合は、その対処法を知っていないとこちらが無用なダメージを受けることもありますので、具体的に対処法をお伝えしていきます。
失敗してももう来ないだけ
無口な客あるいは感じの悪い客に当たってしまった時は、無意識に自分を責めてしまうものです。
「自分がかわいくなかったからかな?」とか、「自分がもっと上手にしゃべれていれば…」と自己評価を下げてしまいます。
もちろん色々な物事において反省というものは大事ではありますが、こと自分が何もしていないも関わらず無口な客に関しては、こちらはどうすることもできません。
そんな時の自分の心持ちとして「失敗してももうリピートしてこないだけだし!まぁむしろずっと無口な客にリピートされても困るしな。好き勝手やったろがい」というライトな感じを意識してください。
お客様が無口になってしまった原因がひょっとしたらあるのかもしれませんが、お客様が語らない以上その辺は考えてもわからないわけですから、考えても無駄です。
自分の心が消耗しないよう、無口なことについて掘り下げるのはストップしておきましょう。
マイペースに楽しそうに過ごす
無口なお客様と同じ空間にいなければならない時には、「1人で楽しむモード」に切り替えてください。
もっと分かりやすく表現するならば、例えばカメラが設置してありそのカメラが自分を撮影していて、自分のファンにライブ配信をしているとします。
ファンに向けたライブ配信ですから、眉間にしわを寄せて不機嫌そうな顔でカメラに映るわけにはいきません。
マイペースにニコニコ楽しそうにしている様子を届けなくてはならないため、楽しそうな雰囲気を作り、独り言を言ったりして場をつなぎましょう。
もちろん、お客様を接客しているところをライブ配信なんて現実的ではありませんが、そういったイメージを持ってマイペースに楽しそうにするということです。
つまり「お客様に宛に楽しそうにしているというわけではない」ということです。
ある意味「無視」ですね!
お客様宛に楽しそうにしたり話しかけたりするということは、お客様の反応を求めてしまうということです。
しかし無口なお客様から良い反応が返ってくることは、この先ないかもしれない。
そんな状況下では、お客様の反応は全く求めずに自分に1人で楽しそうにするようにしてください。
無口なお客様は、風俗嬢に対して無礼な態度をとっているとも言えるわけですから、同じように無口で無礼な態度をとってやりたいという気持ちもわかります。
しかし、そんな奴からクレームをもらいお店から嫌味を言われるのも面倒ですし、トレーニングだと思い一度試してみてください。
一度やってかなりのストレスがあるようならやめてもいいですし、これを体得できれば他のお客様に使えることもあるかもしれませんしね!
オキニトークその他のツールで事前に情報を
オキニトークやLINE・DMは、お客様と無料でやり取りをしなければならないため、風俗嬢にとっては非常に鬱陶しいものです。
休日に連絡が来ると、一気に嫌な気持ちになります。
しかし、すでに予約を入れてくれたお客様が雑談を仕掛けてきているのであれば、対応してみるのも一つかもしれません。
それが実際に来てくれた時の会話に繋がる可能性があるからです。
要するに、接客当日までにお客様の情報収集をしてみよう、ということです。
無理に休日に時間外労働として対応しなければならないということではないのですが、当日のストレスを考えると、事前にそうしたやり取りをしていることはメリットになることもあるかもしれません。
会話が苦手だと自負がある方は、毛嫌いせず一度トライしてみると良いかもしれません。
まとめ
今回は、コミュ障だから会話ができない、という方に向けて具体的な解決策を示してきました。
これ以外にもやれることはあると思いますが、大切なのは「自分が無口客として女風に行った時、相手がどんな対応をすればついしゃべりたくなってしまうか?」と想像することだと思っています。
相手によって正解は違うし難しいことではありますが、しかし考え・実践しなければ苦手がなくなることはありません。
少しずつで良いので、色々試して練習していってくださいね。