悪く書かれる一番の理由は「感じが悪い」
これを具体的にお客様がアンケートで表現すると、「サービスが悪かった」「態度が悪い」「愛想がない」といった言葉になります。
「サービスが悪い」という表現は中身が他にも考えられるかもしれませんが、嬢側が感じの悪い対応をしても「サービスが悪い」と書かれることはあります。
お店の人が「感じが悪い」というのは、お客様からすると一番不快かもしれません。
例えば、レストランで料理の味がまずい場合、「まずいな…もう来ない」と思うだけでキッチンに向かって「オイ、まずいな!!」なんて声をかける確率は低いと思います。
しかし「これは店長に言ってやる…!」と客側がクレームを出したくなる時は、やはり人の対応に関してです。
コンビニなど、ハナから良い感じを期待しにくいお店だと腹が立ちにくいものですが、風俗となれば激安店ではない限りそれなりの出費となりますので、感じが悪いという状態は非常にクレームを生み出しやすいものです。
接客する風俗嬢側も、上記のようなクレームが来るとあまり言い返すことができないにも関わらず、その過ちを認めにくいものです。
フェラの時に歯を当てまくるなど明らかなテク不足などがあれば、それは自分でも「すみません」と思うはずですが、「感じが悪い」ことを指摘されると、心の中では「うーんまあね、確かに感じ良くはしていなかったけど、相手も悪いし体調もイマイチだった」と素直に認めることができないという面があります。
プレイが下手でも、トークが苦手でもお客様を喜ばせようという姿勢で一生懸命仕事をしている風俗嬢にはあまりクレームを出さないものです。
意地悪なことを言う人であっても「誰だってミスはあるし、新人時代もある」と本当は知っているからです。
何かミスをしたとしても感じが良ければクレームは出ません。
逆に、仕事はパーフェクトなのに感じが悪いというだけで、クレーム対象になり得ます。
これをしっかりと理解した上で、今目の前にいるお客様に感じを悪くするかどうか、一度考える必要があります。
感じを悪くせざるを得ない理由があるかどうか
今までご説明してきたことを、ひとことで言い換えるとしたら「感じを悪くすると損」ということになります。
しかし、どうしてもマナーが悪いお客様は存在するもので、致し方ないケースもあります。
そんな時は、お店に早めに報告しておくと良いでしょう。
「10日に付いた○○さん、何度も断っているオプションプレイを無理やりしようとしてきて…何回も丁寧に説明したし、いつもなら私も何とか笑顔で乗り切るようにしているんですが今回ばかりは我慢の限界で…」と詳細を伝えておくだけでも有利に働く場合があります。
当然お店側もお客様のクレームを100%真に受けている訳ではありませんが、「クレームが出るということは、それなりに態度が悪かったんだろう」と考えていることが多いです。
お客様はクレームを入れる時に、わざわざ自分が不利になるようなことは書きませんので、お店としても「何か理由があるかも」と思ったとしても、実際の理由を聞いてみなくてはわからないものです。
アンケートで悪いことを書かれることは誰しもがあることです。
しかし、あまりに悪いアンケートが多い場合は、自分の態度や行動を見直してみる必要があります。
お客様に腹が立ってしまう気持ちはよくわかりますが、いちいち態度に出していて結果お金が稼げなくなっては元も子もありません。
冷静になって、自分を見つめ直してみてくださいね。