怒ってばかりいると余計に怒りっぽくなる

これは私自身の経験からなのですが、怒りの感情にスポットを当てる日々を過ごしていくと、より怒りっぽくなってしまうように思います。
怒りの感情に支配されている時は、大体客観的な視点は失われてしまいます。
後から考えると「そこまでキレる必要もなかったか」と思うことでも、とにかく相手に自分の言い分を言わなくては気が済まないという感じになってしまうんですよね。
イラッと来たとしても、一旦自分を引きのカメラで見るようなイメージを持ち、態度に出してキレるべき事柄なのか精査してみる癖をつけるようにすることをおすすめします。
これは、風俗嬢としての仕事をする時だけではなく普段の人間関係の上でも役に立つと思います。
最初はなかなかできませんが、訓練次第で出来るようになります。
怒りたくなるような場面に出会ったら、意識してみるようにしてくださいね!
嫌なお客様はどこにでも一定確率で存在する
風俗の仕事をしていて嫌なお客様に当たると、「最低。こんな仕事辞めたい」と絶対に思ってしまいますよね。
しかし、ちょっと待ってください。
クズはこの世にいくらでも存在しており、どんな仕事をしていても人と関わらう限りは、一定確率で遭遇するものなのです。
風俗客が最悪だと感じるのは、見た目に対するディスりなど、こちらを商品として値踏みしてくる内容だったり「エロ関連の嫌な発言」が多くなるため、気持ち悪く感じるということなのです。
けれど、例えば看護師として働いていたとしても、クズから外見についてのハラスメントを受けるかもしれませんし、セクハラの可能性もあります。
コンビニ店員などは、何故か理由もなく上から目線で話されることも多いものです。
嫌なことがあった時に「これだから風俗はしんどい」と自分の仕事を特別扱いしないように気を付けましょう。
低能な人は低能なままで成長はできない
「人として言っちゃダメでしょ。もう少し考えたらわかりますよね?」と理解に苦しむような発言をするお客様は少なくありません。
「パネルと違うね。テンション下がるんだけど」
「顔がでかいしスタイル良くない」
「気持ちいんでしょ?我慢しなくてもいいんだよ」
「女に生まれただけで得だよな。気持ちいいことして金もらえるんだから」
「挿入しないとイカないから入れていいよね?」
「どういう神経?風俗嬢になんかよくなれるよね」
などなど、お客様のイラつく発言は挙げ出したらキリがありません!
確かに、言われたらカチンと来てその後サービスをしたくなくなります。
でも、もしかしたら私達がお客様に期待しすぎなだけかもしれません。
モテて充実した人なら風俗を利用する必要もありませんから、そもそも風俗というものに頼らないといけない部類の人間でそういう人が女の子の扱いが上手だとは思えません。
なにしろ対人関係の経験値が低いですからね。
そして、デリカシーのないことを言うことについて「もう40過ぎてるのに何故あんなことが言えるの?!」と腹が立つかもしれませんが、逆に「いやもう40で人の気持ちを考えた言動ができないのだから、もうこの先絶対無理なんですよ…」ということなのです。
子供ならまだしも、大人ですからね。
伸びしろはもう無いんです。
だから、例え言い返して言い負かしたり「そんなこと言うのは良くないよ」と言っても無駄なのです。
結局は「理解する力がなく今まで過ごしてきた」のですから…。
発達の遅滞や精神的な障害がある可能性もゼロではありませんし、お客様の言うことに対してあまり真正面から向き合わない方が良いかなというのが本音です。
相手のペースに引きずり込まれることを許さない
お客様に嫌なことを言われた時は、その言葉で自分の心が支配されて、怒りや悲しみ・お客様への嫌悪などの感情があふれてしまいます。
それは当然のことなのですが、そうは言ってもそこまであなたが心に響かせなくてはいけない相手なのでしょうか?
もし大好きな芸能人や尊敬する先生などから言われた言葉であれば、大いに気にして凹み、その後自分の改善を頑張るなど影響を受けても良いと思うのですが、あまり賢くない・モテない・自分と関係ない人からの言葉に、どれほどの価値があるのでしょうか?
そんな「どうでもいい言葉」に腹を立て、自分の行動を変えるだなんて、客観的に見れば「なんでそこまでその人のために…?」ということになるのではないかと思います。
例えば有名YouTuberに、YouTubeで1円も稼いだことがないおじさんが「その動画の構成は良くないと思うよ」と言われたところで、そのYouTuberがその後改善するべきだと思いますか?
表面的に「そうですね!アドバイスありがとうございます。」と言っておいて、そのまま活動を続ければ良いだけ、と思いますよね。
それと同じです。
関係の薄いお客様の言葉を、しっかりと取り上げ自分に吸収するのは特に意味がないことだと理解しましょう!
まとめ
接客業をしていれば、お客様から嫌なことを言われたりすることは、避けることができません。
どんな人気嬢でもそれは同じで、皆一律にネガティブな発言をするお客様を経験しています。
そんなお客様に当たった時、そのお客様についてあなたがしっかりと集中し、言葉に耳を傾け影響を受ける必要はありません。
相手の言葉をいちいち真に受け、言い返して塩対応するということは、つまりお客様のペースに引きずりこまれていることなのです。
友達でも恋人でもないお客様に、そこまで合わせる必要はありません。
あなたはあなたのペースで仕事をし、お金をしっかり持って帰るようにしてください。
それがあなたの大切な「目的」なのですから!