病むのは当たり前と受け入れる
「病む」と聞けば、心が弱いメンヘラであり悪いことのようなイメージがあります。
しかし、どんな人でもどんな仕事をしている人でも、ずっと右肩上がりという訳にはいかないのが人生というものです。
何か出来事があって落ち込んでしまうこともあれば、特に何もないのにメンタルの安定が失われて不安が続く…ということもあります。
「人間だもの」と言ってしまえば簡単すぎるでしょうか。
しかし、実際にはそういうもので、脳内に分泌される物質一つで「幸せ」と感じたり、「もう最悪…消えてしまいたい」と感じるような仕組みなのです。
加えて、風俗嬢というお仕事は、肉体的・精神的にもハードな仕事であると言えるため、定期的に病んでもそれはおかしくはありません。
病んでいるということは、休息が必要なタイミングなのかもしれません。
「病まないようにするぞ!」と気合を入れるのではなく、「ああ、今自分しんどいんだな。でも消えていなくなることも、仕事を辞めることもできないから何とかやってみるか」くらいのライトさが必要だと考えています。
辞めるよりもマシで邪魔なものを削る意識
誰でも病むのは当たり前で、病むのを避けられないとしたらせめてマシになるように、という風に対策を行っていくのはいかがでしょう?
具体的に1つずつご説明していきます。
当欠せず勤務時間を短くする
病んでいる時の対処法としては、スパルタに感じるかもしれませんが、当欠はなるべくしない方が良いです。
というのも、一度してしまうと雪崩のようにメンタルが崩れてしまい、そのまま戻って来れなくなることもあるからです。
当欠してゼロにするのではなく、勤務時間を短くして「減らす」方がおすすめです。
今のお店の仕事を辞める気が無い限り、ですが。
減らすということを意識してやると、体の負担も減りますし現状を急激に変えることなく自分を労わることができます。
出勤時間を減らすと収入は減り、焦りが生まれます。
その気持ちはよくわかります。
しかし、調整をしないで爆発して結局辞めてしまったら、収入はゼロになってしまいます。
焦らず時間を一旦減らしてみるのです。
急激な変化を避けるようにすることが大切です。
働く時間が短いと、「2本だけ頑張るか」と心に余裕が生まれることもあります。
実際に出勤すれば「あ、もう終わった!」と案外出勤してしまえば何とかなると実感できることも多々ありますので、時間を減らすということで乗り切ってみてください。
お客様とのメールは時間限定で
お客様と一日中いつでもメールの返信をするのも、地味にイライラが積もり積もっていく原因となります。
お客様を失いたくないのはわかりますが、感じの悪い返事をするのなら、連絡をしない方がマシというものです。
時間限定にして対応することで、相手も「この時間になったら返事が返ってくるんだ」と学習してくれるようになりますので、時間を区切って対応する癖をつけていきましょう。
掲示板を一切見ないように決めてしまう
もしかすると、これが一番大事かもしれません。
掲示板系の情報を見ないというだけで、病む確率をかなり下げることが出来ます。
気になるのはわかりますが、よくよく考えてみると、掲示板を見て何かメリットを得た経験があるでしょうか?
メリットがあるとすれば、お客様からの文句に対して自分で反省し、改善してサービスに役立てるということくらいでしょうか?
しかし、会社でもない一人で頑張る風俗嬢が、そこまでする必要があるのでしょうか?
個室での対応でシチュエーションは実に様々で正解がありませんし、お客様の指摘が正しいとは限りません。
参考になる意見もあり、反省ポイントも見つかるかもしれませんが、自分が求めている場合のみ掲示板を利用すべきです。
それ以外は時間の無駄となりますので、見ないに越したことはありません。
ただし、個人情報を書かれたり等、生活に影響が出てしまった場合は、対応が必要です。
お店スタッフに「私は病まないように掲示板を見ないようにしています。でも、個人情報とかあまりにもひどいことが書かれていたら教えて欲しい」と声をかけておくのも手です。
そうすると、本当に害がある時だけお店と一緒に対応することができるので、口に出しておいて損はないでしょう。
まとめ
病んでしまった時に「私って弱くてダメだな」とよりネガティブな方向に行くのではなく、「そういう周期ね!」と受け入れ、やり過ごすということが大切です。
勢いで仕事を辞めてしまうのではなく、ちょっとずつ調整して様子を見るのです。
そうこうしているうちに、サプライズでお小遣いをもらったり、諦めていたお客様が戻ってきたり、といった風に勝手に流れが変わることもあります。
自分自身で病みやしんどい状況を乗り越えるのではなく、ちょっとだけ自分を休ませつつ、自分の心や状況が変わっていくのを遠目から見ているようなイメージで、まるで他人事のように軽やかに進んで行きましょう!
病んでいる時は、真面目さを捨てて大丈夫です!