挿入なしでも性病がうつる可能性はある
先ほどの説明したとおり、原則的にほぼすべての風俗嬢は、本番行為をしません。
しかし性器の挿入はなくても、「口」をつかうプレイは日常的に行われています。
口の中というのは、あそこと同じように身体的な分類でいうと「粘膜」となります。
そのため、いわゆる「粘膜感染」でうつってしまう種類の性病は、おちんちんから口の粘膜経由で感染してしまう可能性があるのです。
この危険性に関しては国の機関も注意喚起をしていて、セックスワーカー（風俗嬢）のクラミジアという性病感染率は、一般の人よりも高くなるというデータが出ています。
同様にキスで性病が感染することも
口の中が粘膜となっているのなら、フェラチオでおちんちんを加えるほかにも、「キス」でも感染の可能性があるのでは？と考えるかもしれません。
実際、キスでも濃厚なディープキスの場合、口から口へ感染する可能性はあります。
ただしこれは、コンドームなしでのセックスやフェラチオと比較して、感染の確率は低くなっています。
どうしたら風俗嬢の性病感染を防げるか
まず大切なのが、性病が一番うつりやすいと言われている「粘膜接触」をできるだけ減らすことでしょう。
一般的な風俗店では、アソコとおちんちんを直接接触させるようなプレイはあまりありませんが、先ほど説明したとおり口の中におちんちんを入れるフェラチオは、定番プレイといっても良いほどです。
しかし、フェラチオ自体を避けることは難しくなりますので、できるだけ「自衛」することがポイントとなります。
プレイの前後に殺菌できるようなうがいで消毒したり、歯を磨くことである程度は予防できます。
しっかり予防対策をしているお店を選ぶ
お店によっては、定期的に性病検査を受けられるところもあります。
性病を早期発見してすぐに治療すれば、ひどくなる前に治りますし、お客さんに性病をうつして評判を落としてしまう危険も避けられます。
そのため、働くお店を選ぶ時には性病検査を定期的に受けられるか確認してみても良いでしょう。
もしお店で検査をする習慣がなかったら、自分で検査をすることも可能です。
最近では、匿名で検査を受け付けてくれるクリニックもありますので、安心して性病の検査を受けられます。
まとめ
性的な仕事となる風俗嬢と性病は、ある程度の関係があることは否定できません。
そうは言っても、粘膜接触がほとんどないなど、プレイの内容によっては感染のリスクがない場合もあります。
事前にしっかり準備して危険なプレイを避け、定期的に検査をしておけば、性病に感染するリスクをグンと下げることが可能となります。
