生活上のルーティンを作るメリット
「行動を決めるなんて、逆にストレスが溜まるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし人間は、ある程度規則性を持って生活する方が楽に感じるようにできています。
脳は、なるべく考えることを避け楽をしようとする性質があります。
そのため、毎日毎日違うリズムで生活するとなると、考えることが増えてしまい負担が増えてしまうのです。
また、ルーティンをこなしながら生活する方が、実はクリエイティブになれたりします。
スティーブ・ジョブズなど天才たちは、毎日同じことを繰り返し、その中で新しい物を発明していたと有名です。
そして、同じことを毎日繰り返していると、少しの違いにも気づけるようになります。
例えば、いつもは苦に感じないことが今日はしんどい…。
意識はしていなくても、実は疲れているのかもしれません。
本当の自分を知るためにも、ルーティンを取り入れ、一つひとつのことを楽にこなしつつ、それ以外のことに思いを巡らせることが重要なのかもしれません。
それでは次に、是非取り入れていただきたいルーティンを具体的にお伝えしていきますね。
おすすめのルーティンその1
日光を浴びる
夜に働く人は老けやすいという噂を聞いたことがあるでしょうか?
私が20代の頃から何度も聞いたことなのですが、正直同意はできませんでした。
外見に気を使う人が多く、正直昼に働く女性よりも夜の女性の方が美しい率が高いような気がしていたからです。
しかし、こう言われる正当な理由もあるようです。
それが、「日光を浴びないから」ということらしいです。
今では多くの人が紫外線のデメリットについて認識していますし、「むしろ日光に当たらない方がシミやシワもできないしいいじゃん!」という意見も多いかもしれません。
ところが、日光を全く浴びないでいると、それはそれで良くないことがあります。
それが、「病みやすくなる」ということです。
日光を浴びると、セロトニンという幸せホルモンが脳内に分泌されます。
セロトニンはストレスを軽くしてくれるため、うつ病や睡眠障害・パニック障害などが改善する可能性が高まります。
紫外線対策はある程度するとしても、日光を意識的に浴びるということはメンタル管理に良いと言えるでしょう。
おすすめのルーティンその2
起床1時間後にコーヒー
「朝と言えばコーヒー」という方も多いかもしれませんが、朝起きてすぐに飲んでしまうのはNGです。
理由は、起きるために必要なコルチゾールというホルモンを自分で出すことが出来なくなってしまうからです。
つまり、コーヒーのカフェインで目覚ましを頼り切りになってしまうということです。
コーヒーで目を覚ます感覚を身に付けてしまうと、イレギュラーに飲めない日には起きてからスッキリとしない時間が長くなってしまいます。
これは逆に悪いルーティンと言えます。
寝起きが悪いと、本当にしんどいです。
朝のコーヒーは、起床後1時間経った後にしましょう。
おすすめのルーティンその3
散歩orツーリング
メンタル管理で最も重要だと言っても過言ではないのが、運動です。
悩んでいる時は、体を動かす気になれず、運動に意味も感じられません。
しかし、体を動かすことで思考が切り替わったり、打開策など良いアイデアが思い浮かぶことは少なくありません。
毎日短時間でも良いので、体を動かすことをおすすめします!
遅い時間しか散歩が出来ない方は、安全性を考えると自転車でも良いかと思います。
おすすめのルーティンその4
ノートに気持ちを吐き出す
本当は朝起きてすぐにやるのが良いらしいので、もし出来る方は実行してみてください。
A3のノートに、とにかく思いつくまま文字を書いてページを埋めていくというルーティンです。
書く内容は誰にも見せないため、「書くことがない」「思いつかない」「だるい」など、何でもOKです。
ただし、スマホやパソコンで打ち込むのは無しです。
ペンを動かし、書くのと同じスピードで考えることが、脳にとって重要だということです。
普段、何かとせわしく考える方や頭の回転が良すぎる方などは、やっつけ仕事ではなくゆっくり物事を整理することができるようになり、より思考がクリアになります。
私もなかなか実行できていませんが、自分が何を毎日書くのか興味がありますし、脳にとってとても新鮮で良さそうだなと感じています。
まとめ
おすすめのルーティンとしては、他にも「瞑想」や「休日におやつを食べてリラックスを条件付けする」などもあります。
人それぞれ、合う・合わないがあると思いますので、一定期間試してみて良いと思ったものをコツコツ続けてみてくださいね!
きっとあなたの人生にプラスになってくれることでしょう!