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お客様はメンヘラ・構ってちゃん・幼稚な男
大前提として、お客様はだいたいがメンヘラや構ってちゃんなど、幼稚な男であるということを理解しておかなければなりません。
そのため、お客様が発言する言葉についても全面的に信用できませんし、行動についても信用してはいけません。
要するに、ひねくれた扱いにくい子供、くらいに思っておくとちょうど良いと思います。
イメージとしては、そんな子供に対して無償の愛を注ぎ続ける母親になる、という感じです。
「いや、大人の男だろ?一応…」となるのはわかりますが、ちょっと我慢して話を聞いてください(笑)
もちろんまともな男性もいますし、常にぐずり続ける子供をあやすようなことが業務であると言っている訳ではありません。
しかし、お客様が取る行動については、そのような性質があると頭に叩き込んでおく方が、自分にとって後々有利になる対応ができるのです。
例えば、「君かわいいし彼氏もいるでしょ?もう来ない方がいいかな?」と言われた時、大人の男だと思えば「(じゃあ来るなよ…)え、ああそうだね…そう思うならそうしてね!無理しないで!」などと答えてしまうかもしれません。
けれど、先にお話しした「メンヘラ・構ってちゃん・幼稚」なキーワードが頭にあれば「え~!そんなこと言わないで!寂しいよ!また会おうね」と言えるはずです。
最初はぎこちないかもしれませんが、そうして答えていると慣れてきますので安心してくださいね。
お客様は風俗事情に詳しくない&常識なし
中にはSNSでがっつり調べてから来店し、ご丁寧にレビューまでするようなお客様もいらっしゃいますが、大抵のお客様は風俗に対してあまり詳しくありませんし、深く知って勉強しようともしないものです。
私達が女風の裏側について、まあ何となく想像は付くけどリアルなことは知らない。
いや、知りたくない…という気持ちと同じようなものです。
若い方ですと情報に触れやすいため風俗のルールについて知っていたり、常識的だったりすることもありますが、普通はお客様のほとんどが年上となります。
特におじさん~おじいさんのお客様に対して「これくらいわかるでしょう」とか「言わなくてもわかるでしょう」と期待していると、面食らいます。
いまだに「あなたをお金で買っているんだから何をしてもよい」と思っているおじいちゃんはいますからね。
お客様は基本何もわかっていませんし、言わなければ分かりません。
常識もないと思っておく方が良いでしょう。
そういう風に思っておくことで突飛な行動をされても面食らいませんし、「あーこういう感じなんだな」と思い冷静に対処することができるようになります。
お客様の優しい要望はスルーする
お客様の中には「僕1回ぐらいしかできないから1回でいいよ!」とか「ずっとお話ししてようよ」と、あまりサービスに執着していないような発言をする人がいます。
しかし、それを真に受けることは危険ですし、実際にそう思っていたとしてもそれには何か裏があるのかもしれません。
お客様からのプレイをゆるくしてもいいという要望については「そうなんですね」と適当にかわしながら、いつも通りの流れをこなすようにしてください。
「どうしてそのようにしなければならないの?お客様が言ったんだからそれでいいじゃない」と思うかもしれませんが、大前提のお客様はメンヘラで幼稚であるということを思い出してください。
自分で1回でいいと言ったにもかかわらず、実は何回もしたいという風に思っていて、なおかつ女の子に誘って欲しかった、という本心が隠されている場合もあります。
私は、話をしていようと言ったお客様がアンケートに「サービスを受けられなかった。最悪だった」と書いたという衝撃の経験もあります。
「どうして正直に言わないんだろう?意味がわからん!」とかなり腹が立ちました。
寝てしまったとかはそのままにしても良いとは思いますが(サービスを受けに来て睡眠に入ってしまうというのは大人として自己管理ができなさすぎですし好きにさせて放置しておきましょう(笑))、それ以外はプレイをすることをオススメします。
それに「しっかりとプレイをしなくていいよ」「話していよう」という発言の裏側には、その代わり「店の外で会おうよ」という要求をしたいからという思惑があるかもしれません。
お客様の要望をそのまま受け入れるのは、自分を窮地に立たせてしまう可能性がありリスキーです。
お金を頂いた分はしっかりと1回1回サービスで返し、お客様と風俗嬢という関係を維持していきましょう。
言葉通りに受け取らず常に正解っぽい回答をする
これも先ほどの、お客様からの優しい要望についての話と似ているのですが、お客様の言葉をそっくりそのまま受け取らないようにしてください。
初心者の頃は本当にお客様の言動に振り回されてしまい消耗してしまうので、あらかじめ知っておくことが自分の心を守ることにつながります。
ここではよくある指名についてのお客様の発言について解説してみます
君は最高だね!まだ来るよ
表現は色々で、このままの通りの言葉ではなく色々な褒め方をしてくると思います。
そして絶対また来るよと調子よく言ってくれます。
「私の接客が刺さったんだ、嬉しい!またきっと本指名で帰ってきてくれる!」と期待すると思うのですが、かなりいい調子で褒めて「また来るよ」と言ったお客様ほど二度と見ないということが多いです。
つまりお客様はお客様で、私たちに対して社交辞令やお世辞を言ってくれているということです。
お客様からのまた来るよを期待し、さらには来ないことに対して腹が立ってくるということもあるかもしれません。
しかし、そんな感情を抱いたところで自分が消耗するだけで、特にメリットはありません。
お客様からの調子のよい言葉については「はいはいありがとう。さようなら!」ぐらいに軽く受け止めておきましょう。
もう来ない方がいいかな?
お客様が自分を予約しようとした時に、たまたま予約が重なってしまったり、延長ができないといったことがあったりすると、たまにお客様から言われるのが「もう来ない方がいいかな?」という言葉です。
「なんでそんなの寂しいじゃん!」と返しても、「いや人気だからもう僕は来ても嬉しくないでしょう?いらないでしょ?」といじけたように言ってきます。
そういう言葉を聞くと、こちらとしてはイラッとしてしまい「そうだね、○○さんが決めてくれたらいいよ」など突き放してしまったりするかもしれません。
けれどお客様は、引き留めて欲しくてこんなことをわざわざ言っているのです。
本当に来る気をなくしたのであれば、別に宣言をせずに自分の前から消えればいいだけの話です。
それをわざわざ僕なんか来ない方がいいかななど言うのは、「あなたがいなくなったら困る!寂しいやめて!」と自分を求めて欲しいからに他ならないのです。
どう考えてもメンヘラ女子って感じでくだらないのですが、そんな茶番に付き合うのも風俗上のお仕事の一つですので、こればっかりは仕方ないと割り切ってください。
まとめ
今回は、よくある初心者向けの接客方法やテクニックではなく、お客様の真髄について解説してきました。
お客様に対して悪いイメージを持つのではなく、「こういうものだ」と理解することで、案外接客の正解がたやすく見えることも多いですので、是非この記事を定期的に見直して、自分の心を安定させてくださいね!