本物のヤクザはマナーが悪くない
実は、背中全体が和彫りなどの本物のヤクザの人は、そこまでマナーが悪くありません。
何故なら、自分でも風俗店を経営しているかその経験があったりするので、女を無理やり口説こうとしないし、意外と損得計算で行動するからです。
本物のヤクザは、最初は人にとても優しくします。
それに乗っかりすぎると後から怖いのですが、例えばお店にお寿司の差し入れをしてくれたり、いい顔をしていることもあります。
ヤクザの商売は、ある意味一般人とのつながりの中で回るので、夜のお店とは仲良くしておこうという発想の人は多かったです。
また、感情のみでキレているのもあまり見かけません。
「揉め事を起こす価値があるかどうか」で考えます。
暴対法が厳しくなった今、個人的な感情だけでキレたりすると親(組長)に迷惑をかけたり、組事態を揺るがすことになりかねませんので、行動に一貫性があることも多いです。
だからと言ってヤクザの人を良い人と言いたい訳ではないのですが、まずはお客様として他の方と変わりなくサービスをして問題ないということです。
また、入れ墨だけでは現役のヤクザかどうか判断がつかないため、それだけでサービスを拒否することは現実的に難しい面があります。
反社の方を受け入れない風俗店が増えていますから「自分はヤクザだ」と公言してくるのであればお店に電話して相談するのも良いでしょう。
面倒なのは責任感がないチンピラや半グレ
「なんだコラァ!テメエ!」と、少年漫画の喧嘩の始まりですか!?とつっこんでしまいたくなるような言葉で威勢よく素人に噛みつくのは、チンピラや半グレなどあまり組織のことを考えなくて良い人達です。
これはチンピラや半グレに限らずヤクザも同じなのですが、とにかく「プライドだけで生きている」と言っても過言ではありません。
そのため、そういった類の人達には「リスペクトしているフリ」が有効で、無難に接客を終えることができます。
腹が立つことを言われたとしても態度に出すことなく、謙虚なフリを続けましょう。
そういう方々に正論を言っても理解できるかどうかはわかりません。
上辺だけ「すごいですね!」という演技をしておくことがポイントです。
半グレ=薬使用の人ではないものの…
ヤクザであれ半グレであれ、しっかりと物事を判断できる人は、自らは薬に手を付けません。
しかし、闇の世界に生きる人の薬物中毒の割合は高いです。
慣れると一発でわかることもあるのですが、薬物中毒の人は行動が特徴的です。
だからと言ってすぐにこちらに危害を加えてくる訳でもありませんが、怖いのは怖いですよね。
あまりに言動がおかしい場合は、お店に電話してください。
責任感のあるお店なら対応してくれますし、電話しても「そういう人もいるから」とスルーされるようでしたら、移籍した方が良いでしょう。
薬をやっていることに気づかず接客をしてしまうこともあり得ます。
途中で薬のことを話してきて薬を勧めてくることもありますので、それについては要注意です。
あまり薬の話題には反応せず、誘惑には負けないようにしてください。
ヤクザの人に好かれたら
ヤクザの人がガチ恋になることもあり得ないことではありません。
そうなった時にもし自分が怖いなと感じそうであれば、色恋などで引っ張りすぎないようにする方が良いですね。
自らヤクザであると公言していなくても、服装や会話内容から「もしかして?」と気づくことが出来るパターンもあるので人の見極めも大事です。
ヤクザというだけで怖い事態になるということは断言できません。
素人でも厄介な人は厄介ですからね。
でも怖いと思うのであれば、NGにしてもらっても良いと思います。
ヤクザを職業としているということを後から知ることもありますので、個人情報については誰にも漏らさないということを徹底した方が良いですね。